水廻りリフォームの需要は非常に多いことを知っていますか。水廻りは文字どおり水を頻繁に使用するため、家のなかでもっとも劣化が進みやすいといわれています。築20年も経てばたとえ外見はきれいでも、内部はボロボロになっているケースはよくあることです。
とはいえ、どのような水廻りにすればよいか思いつかない方や、リフォームを成功させるためにどのようなことを考えたらよいか、わからない方も多くいるのではないでしょうか。
この記事では水廻りのリフォームはどのようなタイプがあるのか、また、成功するための注意点とポイントについてお伝えします。水廻りのリフォームをするときはこれらを押さえて検討してみてください。
どういったリフォームができるか?
水廻りのリフォームとして代表的なものは、キッチン・バス・トイレ・洗面台の4点です。この4点の設備や主流のタイプについてご紹介しましょう。
キッチン
キッチンには対面型や壁つけ、I型やL型などさまざまなタイプがあります。壁付けは前面が壁に面しており、昔から日本に導入されてきたタイプです。余分な空間を作らないのでリビングなどの空間を広く取れます。
一方対面型は前面がリビングと接しており、家族とのコミュニケーションが取れることや開放感を感じられることが特徴です。
I型はシンクやコンロなどが一直線に並んでいるタイプ、L型はコンロ・シンク・冷蔵庫の配置が、三角形になっている特徴があります。
ここまでだけでもキッチンの設備は数多くの種類があり、メーカーやグレードにより費用も異なります。そのため、自分の必要とする機能や希望に沿った器具を見極めていく必要があるのです。
バス
バスはオーダーメイドのパーツで作り上げる在来工法と、床・天井・壁などがすべてセットになったユニットバスの2種類あります。現在は断熱性や保温性が優れた、ユニットバスが主流です。
在来工法は床にタイルが貼ってある工法で値段が高くなるものの、好きな素材で空間を演出ができます。ユニットバスはリーズナブルな値段に抑えられますが、完成後はオプションを後づけできない部品が多いので、予算と調整しながら見積もりの際に検討しましょう。
トイレ
主流となっている洋式トイレにも、タンク一体型・セパレート型・タンクレスの3種類にわけられます。
まずタンク一体型は便器とタンクが一体になっており、つなぎ目がないので隙間に汚れがたまりにくくなっています。一方セパレート型は便器とタンクがわかれておりつなぎ目はあるものの、どちらか壊れたときは片方のみ交換でき、工事の負担を減らせることが特徴です。そして、タンクレスはタンクがない便器のことで、水道と直接つなげ水圧で水を流せる仕組みになっています。
洗面所
洗顔や歯磨きなどさまざまな用途で利用される洗面台は、リフォームをきっかけに見なおす方が多くなっています。たとえば、ひとり暮らしだとご自身の自由を利かせたパウダールーム調に仕上げられ、ファミリー層は狭いと混雑しやすいので幅の広いタイプにもできます。
ライフスタイルに合わせた洗面台を選ぶことで、快適になりやすい空間です。基本的に洗面台のリフォームは洗面台の交換になりますが、湿気が多く床が腐り壁や天井にカビが生えやすくなるので、クロスや床の張り替えも含めた金額を組んでおきましょう。
水廻りリフォームは4点一気に済ませたほうがよい?
リフォームをまとめて行うことはたいへんお得です。もしリフォームしたい箇所が複数ある場合は、まとめて行うことを考えておきましょう。
費用を抑えられる
大手でよくみかけるセットやパックのプランが割安な理由としては、プランになるとすでに内容が決められているので、仕入れや人件費が安く済むようになっています。一般的にも別々に施工すると、その都度準備や仕入れなど手間がかかり、リフォームとはまた別のところで余計や金額が加算されてしまいます。
施工期間が短くなる
たとえばどこか1箇所のみを依頼をすると、そのほかの場所には影響をおよぼさないよう配慮しながら施工することになります。まとめておこなうことで撤去や施工も一気に済ませられるため、施工会社の手間も大幅に省け時間の短縮につながるでしょう。
水廻りリフォームを考える時の注意点
水廻りのリフォームをする際には、押さえておくべき注意点が存在します。以下にひとつずつ確認していきましょう。
使用する設備は実際に確認する方がよい
カタログだけをみて即決する方も多くいます。豊富な種類がある設備からカタログをみて絞ることは悪いことではありませんが、導入する場合は実物を確認してから決定することが大切です。
大きさや機能・色合いといった点も実際に目で確認することで、導入後に「なにか違う」といった違和感や不一致をなくし、満足な仕上がりになるでしょう。
使い勝手とデザインの両立を意識する
一部のみのリフォームを希望する場合は、全体的なデザインも重視することが大切です。ただしデザインばかりを重視すると、使い勝手がわるくかえってストレスがたまってしまいます。
導入するときは周囲の環境も見渡すことが大切です。そして、水廻りは家庭の中心となってよく使う場所であることから、リフォームする場合は家事動線を意識した配置を考えてみましょう。
まとめ
毎日使用する水廻りは一見清潔でも、目にみえないところで劣化が進んでいる場合もありえます。最新の設備は省エネ性能にも優れていることもあり、早めに進めておくことで劣化を防ぐだけでなく、今よりも快適な生活を送ることも夢ではありません。
「株式会社SBホーム」では、水廻りのリフォームも行っております。リフォーム費用も他社と比較してリーズナブルであり、取り扱いメーカーも多種にわたっております。水廻りのリフォームにお悩みの方は、ぜひともお気軽にご相談ください。