リフォームまでの流れとは？おさえておきたいポイントや順序を解説！

住み慣れた家が古くなってきたときや、中古物件を購入したときなどに、リフォームを検討する方は多いでしょう。リフォームをしたいと思い立ったら、どのような流れで進んでいくものなのか気になるところです。

この記事では、リフォームの施工にいたるまでの流れや施工後のポイントなどを、順序ごとに解説していきます。

具体的なイメージを固める

リフォームを考えはじめたらまずは家族で話し合いを行い、現状の不満やもう少しこうしたいなどの要望を出し尽くしましょう。家族で意見が食い違ってしまうと、せっかくリフォームを行っても満足のいかないものになってしまいます。予算やリフォームを行う期間についても、決めておくとよいでしょう。

現状だけでなく将来を見据えることも重要です。高齢になり体が不自由になっても快適に暮らせるよう段差をなくすなど、バリアフリー化の必要性を検討しましょう。また子どもの結婚などライフイベントによっては、二世帯住宅になる可能性もあります。あらゆる想定をして具体的なイメージを固めましょう。

情報収集する

リフォームのイメージが固まったらリフォームに関することや、施工業者について情報収集を行っていきます。ここでは情報収集のポイントについて紹介します。

本やインターネットで情報を集める

リフォーム雑誌やインターネットなどで具体的な施工例などを調べて、どのようなリフォームを行えば家族の要望が叶うのかイメージを膨らませておくとよいでしょう。大体の相場も調べられるので、予算についても頭に入れておくことが必要です。

ショールームに足を運んでみる

展示場やショールームに実際に行ってみることもおすすめです。手に取ってみることで、質感や使い勝手のよさなどを確かめられます。目で見ることでリフォームのイメージが変わることもあるので、その都度家族と話し合いを行いましょう。

施工業者に相談・見積もりを取って比較する

リフォームの内容やプランが固まったらリフォームの施工業者に相談し、現地調査を実施の上見積もりを作成してもらいましょう。かならず現地調査を実施してもらい、具体的な要望などを業者にしっかり伝えておくようにします。施工業者を決定する際にはかならず複数業者に相談し、相見積もりを行いましょう。

最低でも3社、できれば5社くらいに相談できると理想的です。見積もりだけならば無料で行ってくれる場合がほとんどですので、見積りを頼んだらかならず契約しないといけないのでは？などと思わず、気軽に相談してみましょう。

リフォーム業者と契約する

見積もりを確認し納得ができる1社と契約をします。契約する際には金額だけでなくリフォームに使用される設備や着工範囲などを、担当者と一つひとつ確認するようにしてください。また料金の支払い方法や期限、工事完了後のメンテナンスや、なにかあったときの対応についてもしっかり確認しましょう。

工事を開始する

契約が完了したらいよいよ工事開始です。大がかりな工事など内容によっては、一時的に仮住まいを設けなければならない可能性があります。仮住まいの確保や引っ越し費用などもかかってくるため、注意が必要です。

リフォームのために家具や家電を一時的にほかの場所に移動させる必要がある場合は、移動費やトランクルームを借りる費用がかかってきますので忘れないようにしましょう。またリフォームには騒音や砂埃など近隣に迷惑をかけてしまう場合もあるので、あらかじめ近所に事情を伝えておきましょう。

工事中は業者に任せきりにせず、要望通りの設備になっているかなど自分の目で確認します。疑問点や不安があればしっかり業者に伝えておくと安心です。工期に関しては、玄関ドアの交換程度であれば1日で終わりますが、キッチン設備の入れ替えや浴室の全体的な改修となると1週間前後かかる場合があります。打ち合わせの段階でどれくらいの期間を要するのかという部分も確認しましょう。

工事完了・引き渡し

引き渡しの際にはプラン通りに仕上がっているか確認しましょう。なにか不具合や希望通りになっていなかった場合は、代金を支払う前に直してもらう必要があるのできちんと伝えてください。このときに伝えておかないと、後々不具合が見つかった場合に対応してもらえない場合もあるので注意が必要です。

あらためて工事完了後のメンテナンスや保証内容についても確認を行い、設備が故障したときなどにスムーズに業者と連絡が取れるようにしておきましょう。

まとめ