水廻りのリフォームとして代表的なものは、キッチン・バス・トイレ・洗面台の4点です。
キッチン
キッチンには対面型や壁つけ、I型やL型などさまざまなタイプがあります。壁付けは前面が壁に面しており、昔から日本に導入されてきたタイプです。余分な空間を作らないのでリビングなどの空間を広く取れます。
一方対面型は前面がリビングと接しており、家族とのコミュニケーションが取れることや開放感を感じられることが特徴です。
I型はシンクやコンロなどが一直線に並んでいるタイプ、L型はコンロ・シンク・冷蔵庫の配置が、三角形になっている特徴があります。
ここまでだけでもキッチンの設備は数多くの種類があり、メーカーやグレードにより費用も異なります。そのため、自分の必要とする機能や希望に沿った器具を見極めていく必要があるのです。
バス
バスはオーダーメイドのパーツで作り上げる在来工法と、床・天井・壁などがすべてセットになったユニットバスの2種類あります。現在は、断熱性や保温性が優れたユニットバスが主流です。
在来工法は床にタイルが貼ってある工法で値段が高くなるものの、好きな素材で空間を演出ができます。
ユニットバスはリーズナブルな値段に抑えられますが、完成後はオプションを後づけできない部品が多いので、お見積りの際に予算と調整していただきながらオプションを決めていきます。
トイレ
主流となっている洋式トイレにも、タンク一体型・セパレート型・タンクレスの3種類にわけられます。
まずタンク一体型は便器とタンクが一体になっており、つなぎ目がないので隙間に汚れがたまりにくくなっています。
一方セパレート型は便器とタンクがわかれておりつなぎ目はあるものの、どちらか壊れたときは片方のみ交換でき、工事の負担を減らせることが特徴です。
そして、タンクレスはタンクがない便器のことで、水道と直接つなげ水圧で水を流せる仕組みになっています。
洗面所
洗顔や歯磨きなどさまざまな用途で利用される洗面台は、リフォームをきっかけに見なおす方が多くなっています。
たとえば、ひとり暮らしだとご自身の自由を利かせたパウダールーム調に仕上げられ、ファミリー層は狭いと混雑しやすいので幅の広いタイプにもできます。
ライフスタイルに合わせた洗面台を選ぶことで、快適になりやすい空間です。
基本的に洗面台のリフォームは洗面台の交換になりますが、湿気が多く床が腐り壁や天井にカビが生えやすくなるので、クロスや床の張り替えも含めた金額もご案内可能です。